藝大と光熱費—東京美術学校時代の会計資料—
電気料金の値上がりによって、東京藝術大学の電気代は2023年度当初予算案から約3倍に跳ね上がり、大学経営を直撃しています。
当センタ―では、歴史資料として重要な公文書等を保存していますが、これらの資料は適切な温度や湿度の管理が必要で、24時間空調を稼働させなければなりません。
今回の展示では、東京美術学校時代の光熱費支払い事情が記録された、会計掛が作成した資料をご紹介いたします。日の目を浴びることがないレアな資料をご覧ください。
展示資料
・「明治44年12月以降 電燈電話水道瓦斯関係書類 会計掛」
・「昭和16年度 瓦斯電気水道請求書綴 会計掛」
・「昭和17年度 瓦斯電気水道請求書綴 会計掛」