所蔵資料展示のご案内

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近現代美術史・大学史研究センターは、東京藝術大学大学美術館で開催されている「藝大コレクション展 2020――藝大年代記(クロニクル)」にて、所蔵資料を展示しています。

「藝大コレクション」は、130年以上にわたる本学の美術作品・教育資料の集積です。2020年の展覧会「藝大コレクション展 2020――藝大年代記(クロニクル)」では、東京美術学校(美校)及び東京藝術大学(藝大)に残された美術作品を「年代記(クロニクル)」のようにたどります。

当センター所蔵資料から主な見どころを3つご紹介します。


1.開学当初の資料
明治22年に開学した美校では明治44年に火災が発生し、記録文書の大半が焼失してしまいました。今回は、からくも焼け残り、開学当初の美校の様子をうかがえる貴重な資料を展示しています。(出品リスト ①、②)

2.岡倉天心追悼会に関する資料
「藝大コレクション」の収集を始めたのは、美校の第二代校長を務めた岡倉天心でした。今回は、岡倉天心の追悼会に関する資料を展示しています。追悼会の案内状送付先には夏目漱石の名前がみられます。(出品リスト ③~⑦)

3. 藝祭関連資料
本学学園祭「藝祭」は、昭和21年から続きます。残念ながら、本年度はコロナ禍のため「バーチャル藝祭」での開催となりました。今回は、その「藝祭」にかける藝大生の熱量を感じていただきたく、藝祭関連資料を展示します。(出品リスト ⑧~⑬)

【開催要領】
時間   10:00~17:00(入館は16:30まで)
場所   東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、B1エレベーターホール
期間   2020年9月26日(土)~10月25日(日)
休室日  月曜日
観覧料  一般440円(330円)、大学生110円(60円)、高校生以下及び18歳未満は無料
※ ( )は20名以上の団体料金
※ 団体観覧者20名につき1名の引率者は無料
※ 障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

本展は事前予約制ではありませんが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、混雑状況により入場をお待ちいただく場合があります。

【出品リスト】>>ダウンロードリンク